豆乳Q&A

豆乳は何故(牛乳などに比べはるかに)そんなに賞味期限が長いのですか。日持ちするのですか。保存料や添加物で長くなるようになっているのですか。あの賞味期限は、常温ですか。冷蔵庫だとどの位いいのですか。開封したものは冷蔵庫でどの位持ちますか。冷凍してもいいですか。

そうですね。牛乳は何日かぐらいですが、豆乳は3ヵ月位のものが多いですね。
もちろん、開封前の常温でです。出来るだけ低温の冷暗所で保存してということですが、風味保持の上では冷蔵庫で保存することが望ましいですね。
開封したらすぐ飲み切ったり、使い切ったりすることが原則です。残ったものをその容器で冷蔵庫保存する場合、保管条件にもよりますが、2日ぐらいを目途にするのが望ましいでしょう。
冷凍はしないでください。ヨーグルト状になったり、固まったりしてしまいます。
シャーベットやアイスクリームやヨーグルトづくりなど、調理し、すぐ召し上られるものは例外です。

豆乳の賞味期限が長くできるのは、保存料のためではありません。
大豆を洗浄、浸漬麻砕し、煮熱し、圧搾して出来た豆乳液が、殺菌、脱臭、冷却均質化され、豆乳容器に充填されて製品になります。殺菌以降は空気に触れないので、雑菌が混入せず、無菌包装されるからなのです。 しかも、容器はロング・ライフのLLパックといって、内側にアルミ層があり、外気から遮断され、長く保存できるのです。

豆乳類は「大豆固形分8%以上」(豆乳)とか、「大豆固形分6%以上」(調製豆乳)あるいは「同4%以上または2%以上」(豆乳飲料)などと規定(JAS法)されているようですが、それをどこが計測したり、検査したりしているのですか。また、その測り方や分析の方法はどのようにされているのですか。大豆固形分というと粉(状)のような気がするのですが、ほとんどが水分(液体)である豆乳(液)との関係で、どのようにパーセントを出すのですか。商品(製品)は、どこでそれを計測、検証してくれるのですか、保健所ですか。

そうですね。大豆固形分は、使用した豆乳中の水分を飛ばした残りの部分の百分率をもって表されます。また、豆乳には大豆たんぱく質含有の規定があります。
JAS規格では、以下のように規定されています。
●豆乳:「大豆固形分8%以上」 、 大豆たんぱく質 3.8%以上
●調製豆乳:「大豆固形分6%以上」 、大豆たんぱく質 3.0%以上
●豆乳飲料(果汁系):「大豆固形分2%以上」 、 大豆たんぱく質 0.9%以上
●豆乳飲料(その他):「大豆固形分4%以上」 、 大豆たんぱく質 1.8%以上
これらの計測は、豆乳類を製造しているメーカー(工場)で計測されています。

購入された商品(製品)を再検査する場合は、分析機関(有料)で可能です。

豆乳は身体にいいと言われていますが、飲みすぎは良くないと聞いたりします。1日どのくらいならいいのでしょうか。
私は納豆や豆腐も好きで豆乳も含めると過剰なくらい(?)大豆を摂っています。イソフラボンなど過剰にとるななどと言われますが、豆乳は1日、どのくらいがいいのでしょうか。
我が家は家族全員豆乳づけです。8才と5才の男児など2歳ごろから牛乳は飲まず豆乳です。大量に飲みつづけても大丈夫でしょうか。

最近豆乳を愛飲してくれているお客様が増えています。少し前は、大豆や豆乳の特徴的な成分であるイソフラボンの適正所要量は・・・などと言った話がありましたが、これはイソフラボンをサプリメントとして摂取する場合のことで、一般の大豆食品のことではありません。
歴史上日本人は、味噌汁、納豆、豆腐、揚げ、きな粉、プロテイン、豆乳など、ほとんど毎日たくさんの大豆食品を食べています。
豆乳も量を気にせず毎日飲んで下さって結構ですが、何でも“過ぎ”はよくありません。
おなかが張ったり、ゴロゴロなったり、下痢したりしない程度にしてください。
1日 200㎖のものを1〜2本量にして200〜400㎖位程度が目安としてお勧めです。

牛乳アレルギーのお子様などには、豆乳がいいと思います。
もっとも小麦でも、大豆でもアレルギーの人はいますので、豆乳も少しづつ飲んで“この子にはよさそう”というようになったら、毎日一定量飲んでいただくのがいいことだと思います。
牛乳やその他の食べ物でカルシウムなどを補えば、良質な植物性たんぱく飲料の豆乳は、育ち盛りのお子様にもいい飲み物です。豆乳を使ったお料理なども含め、1日200㎖を1本か2本、どうぞ豆乳を召上ってください。
幼稚園小学校などのお子様から高齢の大人まで、女性はもとより男性にもヘルシーな飲み物豆乳です。コレステロールを気にされている中高年の方にもいい飲み物です。

豆乳は赤ちゃんに与える場合、生後どのくらいから飲ませていいのですか。
離乳食として豆乳をそのまま飲ませる場合、何ヵ月頃からならOKですか。
赤ちゃんに「豆乳はダメ」といわれたのですが、10ヶ月ベビーですが、豆乳を与えていいでしょうか。

赤ちゃん(乳幼児)には母乳が最適なのは言うまでもありません。ただ、母乳を補うような目的で乳児に豆乳を与えることも考えられます。生後3ヵ月未満の幼児に与える場合は、注意が必要です。お医者さんの指導を仰ぐことが大切です。
また、一般的には生後5〜6ヵ月の離乳食にあわせて、豆乳を与えてみるのがいいでしょう。

離乳食で豆乳を与える場合、おおよそ2倍位に薄めて(生後)6ヶ月位から、少しずつ便の状態などをみながら始めるのがいいでしょう。便が柔らかくなるようでしたら、減らしたり止めたりして様子をみてください。
豆乳は良質な植物たんぱく飲料ですが、たんぱく質の分子が大きいため、赤ちゃんでは消化できない場合もあります。薄めたりして、少しづつ様子を見ながら飲ませていただくことがいいでしょう。3歳ぐらいまでは1回100㎖程度まで、5〜6歳児でも1回200㎖ぐらいの量を目安にされるのがよいと思います。

毎朝、豆乳を飲み始めた友人が、最近「肌にハリとツヤが出たようで・・・」と聞きました。どのような成分で“そのように”なるのか教えてください。
“肌美人”なりたいと思ったりするのですが、“豆乳がいい”と聞くのですが、本当ですか。豆乳には、肌や美容のためにいい、どのような成分や特徴があるのか教えてください。

豆乳には、美肌作りに欠かせない成分がいろいろ含まれています。
一番の特徴は、女性ホルモンのような働きがある大豆イソフラボンが含まれていることです。女性ホルモン的な働きにより、肌のシミやしわおよびくすみなどを未然に防ぎます。お肌の老化を遅らせるようなそんな働きが、“美肌づくり”イメージになっているのかも知れません。
また、豆乳に含まれるサポニンという成分の抗酸化作用や過酸化脂質の生成抑制作用が、お肌の老化防止にも効果的といわれています。このように、肌にいい色々な成分が入っている豆乳が、女性に嬉しい飲み物になっている理由かも知れません。

豆乳にビタミンB1、B2、B6やビタミンEなど、お肌にいいビタミン類が豊富に含まれていることも、豆乳が女性に歓迎されている理由のようです。
豆乳には、便秘解消のお役に立つオリゴ糖も含まれています。加齢すると増える腸内の悪玉菌を抑え、脹全体の働きを整えてくれるオリゴ糖は、便秘などによる肌荒れを防いでくれるとも言われています。ニキビなどでお悩みの方にもいいと思います。
女性のお肌に豆乳と言われるゆえんかも知れません。

化粧品やクスリなど、いろいろなものへアレルギーがあるいわゆるアレルギー体質(自己免疫疾患)なのですが、豆乳をもっと飲もうと思っています。
ある人は豆腐はいいけど(大豆に限らず、アレルギーの人は)豆乳はダメではとか言われます。そして、大豆や豆乳には、イソフラボンやトリプシンインヒビターとかいう物質があって、過剰に摂取しない方がいいなどと聞きます。どのくらいの量を、どのように飲んだらいいのでしょうか。

そうですね、(大豆に限らず)アレルギー体質の方は、何にでも過敏の方が多いですから、豆乳が初めての方や少々体調が不良の方は、少しづつ飲んでみて、自分にはなじめそうだなと感じたら少しづつ飲む量や頻度を増やすようにしたらいいと思います。

豆乳に含まれるイソフラボンは、女性ホルモン的な働きをしますので、加齢していき骨量が低下してみられる骨粗鬆症の予防にいいと言われています。
何でも“過ぎたるは・・・”ですが、200㎖の豆乳を1日2回程度の飲用は問題ありません。

生の大豆に含まれているトリプシンインヒビターについて心配されているのだと思いますが、大豆を加熱処理してつくられる豆乳(液)のトリプシンインヒビター量はわずかで、そのような心配はいらないと思います。
トリプシンインヒビターは、たんぱく質の分解酵素の働きを阻害(消化不良)すると言われていますが、膵臓の働きを活性化(インスリン増加)させたりするので、糖尿病などの予防にいいとも言われています。

牛乳容器はスーパーに専用の「リサイクル回収ボックス」があり、毎週位にそこに持参し入れてくるのですが、豆乳はありません。最近豆乳も1リッター容器の商品を購入利用することが多くなりましたが、豆乳(容器)のリサイクルはしていないのですか。 アルミと一緒で、出来ないのですか。 豆乳容器の回収方法などを教えてください。 豆乳容器は内側にアルミを使っているのに、リサイクル「紙」マークになっているのですが、牛乳の「紙パック」マークと違うのですね。 どのような理由で、豆乳は「紙」マークなのでしょうか。

豆乳類の商品の多くは、牛乳などの紙パックと違いアルミニウムを使用した紙容器で市販されています。この場合、資源有効利用促進法(リサイクル法)に基づき、「紙」マークを表記することになっています。アルミを使用しているため「紙パック」表記にはならないのです。

現在でも一部の豆乳類(容器)は、コンビニエンス・ストアなどを通じ、リサイクル回収されていますが、まだ限られています。
日本豆乳協会では、2011年秋頃以降より、豆乳類(飲用済み)容器のリサイクル回収をコンビニエンス・ストアのカウンターなどを通じて行う計画です。
飲用済み容器を解体洗浄乾燥し、これを回収専用袋封筒に入れ、近くのコンビニエンスストアにご持参いただく方法を考えています。近くその方法をホームページなどで広報し、回収専用袋封筒の入手法などをお知らせする予定です。