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豆乳レシピ甲子園

審査会報告

「第1回豆乳レシピコンテスト」最終審査会報告

「第1回豆乳レシピコンテスト」最終審査会報告

2009 3/27

開催日時:2009年3月27日(金)13時

場所:(株)クックアンドライフ社 第1会議室

  • 出席者:日本豆乳協会 事務局長 吉澤兄一
  • (株)VAインターナショナル アカウントコーディネーター 文屋典子
  • 同 アシスタントアカウントコーディネータ 稲田涼子
  • (株)クックアンドライフ社 営業部 田宮真理
  • 同『おあじはいかが』編集長 松田祥子

審査委員長・料理再現:植木もも子
料理研究家・管理栄養士。フードコーディネーター、企業のメニュー開発など、食にまつわるあらゆる分野で活躍中。食と健康に強い関心をもち、西洋の栄養学に加え、昨年は国際中医師の資格も取得。東洋と西洋の栄養学を融合させたヘルシーなレシピを提案しています。「毎日の食事が健康を作る」をモットーに、体によくておいしい料理を提案している。自身の生活でも、毎日欠かさず豆乳を飲み、料理にも豆乳を使うことが多いという豆乳派。

鍋部門

    • 最優秀賞

      「ねぎま豆乳うどん鍋」

      埼玉県狭山市
      島村みさ子様

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    • 優秀賞

      「ヘルシーな豆乳トマト風味鍋」

      青森県青森市
      藤原玲子様

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    • 優秀賞

      「牡蠣の中華風ピリ辛豆乳煮こみうどん鍋」

      神奈川県川崎市
      大江由香様

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審査委員長講評
最終選考に残った3点は、どれも作りやすく、アイデアのある鍋でした。なかでも、豆乳使いのおもしろさが際立っていたのが、最優秀賞となった「ねぎま豆乳うどん」です。小麦粉を豆乳だけで練ってうどんをつくるのですが、案外簡単にできますし、水だけで練るよりずっとヘルシーになります。しょうがをきかせているので、さっぱり食べられますね。ねぎとまぐろの「ねぎま」のほかに、豚肉や鶏肉と野菜の組み合わせもいいですね。
優秀賞の「ヘルシーな豆乳トマト風味鍋」はアイデアはよいのですが、もう少しトマトの風味を生かせたらよかったと思います。「牡蠣の中華風ピリ辛豆乳煮こみうどん鍋」も味のバランスはとてもよかったと思います。

おかず部門

    • 最優秀賞

      「豆乳味噌ソースの牡蠣グラタン✽マッシュポテト入り✽」

      岩手県奥州市
      遠藤一代様

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    • 優秀賞

      「高野豆腐のジュワッと豆乳炒めあん」

      東京都世田谷区
      久野亜美様

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    • 優秀賞

      「野菜たっぷり豆乳パンプキンポタージュ」

      坂上葉月様

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審査委員長講評
最終選考に残った3品は、どれもよい作品でした。最優秀賞の「豆乳味噌ソースの牡蠣グラタン」は、味噌と豆乳を組み合わせた和風のホワイトソースにしたことでご飯との相性がよく、食べやすくておいしいレシピになりました。マッシュポテトの素を豆乳でもどすアイデアもよかったと思います。グラタンの具は、マッシュポテトと牡蠣だけでしたが、ゆでたほうれんそうやブロッコリーなど青い野菜を加えると、さらに栄養的に充実します。
優秀賞の「高野豆腐のジュワッと豆乳炒めあん」は、野菜もたっぷりとれて、バランスのよい、ヘルシーな一品。「パンプキンポタージュ」は、とにかくたくさんの野菜がとれるのがポイント。クセのある野菜も、豆乳を使うことでまろやかな味に仕上がっています。

デザート部門

    • 最優秀賞

      「材料投入カンタン豆乳ケーキ」

      山口県宇部市
      藤野順子様

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    • 優秀賞

      「ソイ黒ごま杏仁ぷりん」

      三重県津市
      佐藤麻衣子様

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    • 優秀賞

      「豆乳フレンチトースト 豆乳黒蜜ソースがけ」

      神奈川県足柄上郡
      須谷優子様

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審査委員長講評
どれも簡単にできて、おいしくいただけました。なかでも、最優秀賞の「カンタン豆乳ケーキ」は、ネーミングの通り、ものすごく簡単に作れました。クリームチーズやバターを使っているわりに、あっさりといただけるのは、豆乳の効果だと思います。できあがりもおしゃれなので、プレゼントにしても喜ばれそうです。
「黒ごま杏仁ぷりん」は黒ごま+豆乳に杏仁風味をつけたのがおもしろく、おいしくいただきました。フレンチトーストも手軽にできてまずまずの味。豆乳のもち味をもう少し生かせたらよかったと思いました。

総評(審査委員長・植木もも子)

今回受賞した作品は、どれも無理がなく、どなたでも作れる簡単な料理ばかりで、とてもよかったと思います。ただ、皆さん、まだまだ豆乳を使い慣れていないな、というのが私の印象です。 牛乳を使う料理は、基本的に豆乳に置き換えるだけで大丈夫です。上手に使うポイントは、長時間沸騰させないこと。沸騰させると豆乳の成分が固まってモロモロになりやすいからです。加熱するときは、豆乳を最後に加えるか、煮汁にトロミをつけてから加えるのがポイントです。ちょっと気をつけるだけで、見た目も口あたりもずっとよくなりますよ。私自身は、5~6年前から、私生活でもレシピを紹介するときでも、積極的に使うようにしています。豆乳にはコレステロール値を下げる働きがあるなど、生活習慣病の予防にも役立つので、なるべく豆乳を使ったレシピを提案するようにしています。 これから夏に向かっては、豆乳ごま豆腐や、ビシソワーズ風の冷たいスープなどがおすすめ。料理だけでなく、パンやケーキに使ってもおいしいものです。豆乳の種類も豊富になり、味もよくなっているので、いろいろ試してみることをおすすめします。日々の積み重ねのなかで、豆乳のよさや使い方がわかってくると思います。次回はさらに楽しく、おいしくヘルシーな作品が寄せられることを楽しみにしています。

過去の入選レシピ

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