2024年4-6月期における豆乳類の生産量は、103,467㎘

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2024年4-6月期における豆乳類の生産量は、103,467㎘
~無調整豆乳の前年同月比は107.5%、豆乳類全体の生産量は、前年同期比104%と増加傾向、25年間でおよそ9倍に~

日本豆乳協会(事務局:千代田区二番町 会長:山﨑 孝一 キッコーマンソイフーズ株式会社 代表取締役社長、事務局長:杉谷 智博、以下豆乳協会)では、2024年4-6月期における豆乳市場の動向について検証したところ、豆乳類全体の生産量は103,467㎘(前年同期比:104%)と増加傾向を示しました。

豆乳協会では、四半期毎に国内豆乳生産量を検証しており、豆乳類を分類別に見ると、「豆乳(無調整)」の生産量は33,929㎘(107.5%)と引き続き増加傾向にあります。「調製豆乳」は、48,353㎘(102.2%)とほぼ前年同様で、「果汁入り豆乳飲料」は、4,657㎘(108.2%)、コーヒーや紅茶などの「フレーバー系の豆乳飲料(その他)」は、13,165㎘(102.5%)と、全体としても増加傾向にあります。出荷量においても生産量と同様の傾向を示しています。なお、主に業務用を用途とする「その他」のカテゴリーにおいては、3,363㎘(97.4%)となりました。

豆乳協会では、生活者が、豆乳の特長や成分の優位性に触れる機会が増えたことが後押しとなり、今期においても「豆乳(無調整)」の愛飲者のリピート購入が増加しました。
「豆乳(無調整)」は、ECサイトでの箱買いをはじめ、スーパーでの1ℓパックの購入、テレワークの減少に伴うコンビニでの購入者も増加傾向にあり、ソイラテやシチュー等、日常的に愛飲(食)する機会が増えたことも一因になったと考えます。また、加えて、アフターコロナとなったことから、外食需要が回復していることも起因し、業務用を用途とする「その他」においても回復基調です。また、生産量は、1999年(45,459㎘)から2023年(398,485㎘)と、25年間でおよそ9倍に増加しています。

豆乳協会では、引き続き、国民一人あたりの豆乳(類)年間飲用消費量を4ℓに増加させ(2023年3.2ℓ / 総人口12,500万人)、年間総生産量を50万㎘にすることを目標に、豆乳に対する人々の理解や関心を高めるため、年間を通じて様々な啓発・啓蒙活動を展開していきます。

(参考)
日本豆乳協会は、豆乳および豆乳製品の普及を第一の目的に様々な啓蒙活動を行っています。昭和54年9月1日に設立して以来、豆乳メーカー各社が会員となり、メーカー同士の親睦や情報交換、さらには他の機関や団体との協調を図っています。豆乳類の製造、加工、品質、流通に関する研究はもちろん、業界の健全な育成、発展に寄与することをミッションに、日々、豆乳の普及や期待される効果・効能の啓蒙活動を展開しています。毎年10月12日を「豆乳の日」と制定し、業界全体が一丸となって豆乳の普及に向けて様々な活動を行っています。