にじいろ保育園上水本町で移動教室を実施

日本豆乳協会では、2024年度より、保育園での豆乳食育移動教室を開始しています。首都圏を中心に全国410ヵ所以上の保育施設を有する「にじいろ保育園(運営:ライクキッズ株式会社)」です。第13回となる今回は、東京都小平市にある「にじいろ保育園上水本町」を訪れました。近隣には玉川上水が流れ、緑が多く、のどかな雰囲気に包まれた保育園でした。

強い日差しと厳しい暑さの中、園を訪れると、木のぬくもりを感じる教室で、年長児にあたる「たいよう組」12名の園児がお行儀よく2列に並び、座って待っていてくれました。

食育活動の盛んな園で、野菜やスイカを栽培したり、皮むきの体験やクッキングなどもされたりしているようです。枝豆を収穫したこともあるとのことで、豆乳や大豆の話に興味津々で聞いてくれました。「豆腐は豆乳からできている」という話をすると、先生から園児の皆さんに「今度、豆乳ににがりを入れて豆腐を作ってみましょう!」と提案され、園児たちは目を輝かせていました。

豆乳が大豆からできていることや、豆乳の作り方、大豆加工品について、豆乳の栄養についてお話した後、実際に豆乳を試飲してもらいました。
無調整豆乳、調製豆乳の順で試飲してもらいましたが、調製豆乳を飲んだ瞬間に「甘~い!」という声が聞こえました。甘い方が園児には人気という予想に反し、無調整豆乳と調製豆乳の好みはちょうど半々という結果でした。講義の最後に「調製豆乳と無調整豆乳を混ぜたら、どんな味がするのだろう?」、「混ぜて飲んでみたい!」という意見で盛り上がり、食への関心の高さを感じました。

給食では、おやつにも料理にも使用しやすい無調整豆乳を使われているとのことで、豆乳スープ、ココアケーキ、蒸しパン、ホットケーキなどに入れているそうです。そのことを園児に話すと、大半の園児が「知らなかった‼」とびっくりしていました。豆乳は飲むだけではなく、料理やおやつの材料になることも学んでもらえたと思います。

大きな声での挨拶が印象的な「にじいろ保育園上水本町」の園児の皆さん、先生方、ありがとうございました。