にじいろ保育園荻窪一丁目で移動教室を実施

日本豆乳協会では、2024年度より、保育園での豆乳食育移動教室を開始しています。首都圏を中心に全国410ヵ所以上の保育施設を有する「にじいろ保育園(運営:ライクキッズ株式会社)」です。18回目となる今回は、東京都杉並区にある「にじいろ保育園荻窪一丁目」を訪れました。

まだまだ残暑厳しい暑さの中、閑静な住宅街の一角に、緑に包まれるように平屋の園が佇んでいました。今回の食育教室の出席者は、年長児にあたる「たいよう組」15名の園児の皆さんです。

 今回も紙芝居式パネルを使って、豆乳が大豆からできていること、大豆ができるまでの過程、豆乳の作り方、豆乳からどのように大豆加工品ができるか、豆乳の栄養についてお話しました。大豆製品について知ってもらったあと、ボードを使って大豆製品と大豆製品以外の食べ物を分けるゲームを行い、最後に無調整豆乳、調製豆乳を試飲してもらいました。

ボードを使った食べ物を分けるゲームは毎回園児の皆さんに人気のコーナーです。大豆製品の話は理解されたようで、大豆製品は迷いなく選択し、全問正解となりました!

豆乳の試飲では、初めて豆乳を飲む園児がほとんどでした。初めての味に不思議な表情を浮かべながらも、ほとんどの園児の皆さんはきれいに飲み干していました。牛乳が苦手で飲めない園児も豆乳をきれいに飲み干した様子を見て、「牛乳は飲めないけど、豆乳は飲めたの?!」と先生も驚いていました。

 こちらの園の給食は、牛乳を豆乳に置き換えていて、りんごケーキ、蒸しパン、スイートポテトなど様々なメニューで豆乳を用いているとのことです。この日は豆乳移動教室に合わせて、給食メニューを豆乳スープにして召し上がるそうです。

食育熱心な園で、園児の皆さんがカレーやお月見団子などのクッキングをする時、園の近くのお店に行って、園児の皆さん自身で材料を買うところから始めるとのことです。できたものを食べるだけでなく、買い物をすることで食材を知り、大事に食べてもらいたいという想いがあるそうです。

にじいろ保育園の園児の皆さん、先生方、食育への熱い想いを語ってくださった栄養士の先生、ありがとうございました。