岐阜県立大垣桜高等学校で豆乳食育移動教室を開催

2025912日、岐阜県立大垣桜高等学校において、日本豆乳協会の安部事務局長を講師に迎え、「豆乳食育移動教室」が開催されました。今回の授業は、2025年度の第5回目の実施となり、対象は生活デザイン科の高校1年生30名でした。

授業は豆乳の基礎 知識から始まり、豆乳の生産量や種類、栄養成分に関する講義、また、豆乳の製造工程については、生徒が理解しやすいように映像を用い紹介しました。講義の後には試飲も行い、豆乳を飲み慣れていない生徒ももちろんのこと、多くの生徒さんが楽しみながら試飲に参加してくれました。

 大垣桜高校の生活デザイン科は、「生活に関わる知識と技能を幅広く学び、実生活に生かせる力を育成する」ことを目標とした学科です。家庭科系のカリキュラムを基盤に、調理、被服、保育、福祉、住生活などの分野を総合的に学べるのが特徴です。

特に、食生活や健康に関する科目が充実しており、調理実習を通して調理技術や栄養バランスへの理解を深めています。また、地域や企業との連携活動も活発で、食育や生活改善に関する取り組みを通して「食と生活のスペシャリスト」としてのスキルを養っています。

授業に参加した生徒からは、「豆乳の栄養価が高いことを初めて知った」、「今まで飲んだことがなかったけど、意外とおいしかった」、「製造工程の映像がわかりやすかった」というような感想が多く寄せられました。今後は、この学びを生かし、生活デザイン科ならではの調理実習やレシピ開発に豆乳を活用することが期待されます。 

今回の豆乳食育移動教室は、生活デザイン科の特色である「食と生活に関する実践的な学び」と密接に結びついた有意義な授業となりました。今後も豆乳の魅力を伝える活動を通じて、生徒たちが健康的な食生活や地域食材の活用に関心を持ち、将来の生活に生かしていくことができるような機会を提供していきたいと考えています。