東京都立赤羽北桜高等学校で豆乳食育移動教室を開催
2025年10月7日、東京都立赤羽北桜高等学校において、日本豆乳協会の安部事務局長による「豆乳食育移動教室」を開催させていただきました。2025年度第6回目の実施となる今回の授業の対象は、調理科の高校1年生36名でした。
東京都立赤羽北桜高等学校は、担当の丸川先生が食育活動にとても熱心で、豆乳協会が展開する高校生を対象としたすべての食育活動(豆乳レシピ甲子園の応募:9月、豆乳食育移動教室、豆乳資格検定:12月実施)を連動させ、積極的に参加されています。そのため、 生徒の皆さんの授業に取り組む姿勢も真剣で、豆乳に関するさまざまな情報に興味深く聞き入っていました。
今回の授業も豆乳の基礎知識から始まり、豆乳の生産量や種類、栄養成分に関する講義、また、映像を用いた豆乳の製造工程の紹介、最後には豆乳の試飲も行いました。豆乳を飲み慣れていない生徒ももちろんのこと、多くの皆さんが楽しみながら試飲に参加してくれました。
東京都立赤羽北桜高等学校の調理科では、「食を通じて人を幸せにする力を育む」ことを目標に、基礎から専門的な調理技術までを体系的に学んでいます。和・洋・中の実習を中心に、栄養や衛生、サービスマナーなど幅広い知識を習得し、食に関わる多様な職業への道が開かれています。調理師免許の取得を目指せるほか、地域イベントや企業との連携実習を通して、実践力やコミュニケーション力も養っているそうです。卒業後は、調理師としての就職はもちろん、専門学校や大学への進学など、一人ひとりの夢に応じた進路選択が可能な学校です。構内の設備も最新で、調理室に講堂等、様々な種類の教室も豊富にありました。
今回の豆乳食育移動教室は、生徒の皆さん一人ひとりが豆乳を通して、「食」について考える貴重な機会になったのではないでしょうか。これからも豆乳の魅力を伝える活動を通じて、若い世代が食への関心を深め、日々の暮らしの中でその学びを生かしていけるよう応援していきます。