にじいろ保育園関町北で移動教室を実施

日本豆乳協会では、2024年度より、保育園での豆乳食育移動教室を開始しています。首都圏を中心に全国410ヵ所以上の保育施設を有する「にじいろ保育園(運営:ライクキッズ株式会社)」です。20回目となる今回は、東京都江東区にある「にじいろ保育園東砂」を訪れました。

園に着くやいなや、元気でかわいらしい歌声が聞こえてきました。今回は、年長児にあたる「たいよう組」10名のこどもたちがこの食育教室に出席しました。

はじめに、「豆乳を飲んだことがありますか?」と問いかけてみると、「はい」と答えるこどもはほとんどいませんでしたが、一人の園児が思い出したように「豆乳スープを飲んだことある」と言い出しました。

この園では給食に豆乳スープが出されており、蒸しパンやケーキ、パンなどのおやつにも豆乳がよく使われているということです。今日のおやつ「りんごケーキ」にも豆乳が使われるそうです。

 大豆が「畑のお肉」と言われる理由や、大豆から豆乳が作られ、豆乳からさまざまな大豆製品が作られること、豆乳の栄養についてなど、園児の皆さんにわかりやすく説明しました。子どもたちは、お話しする講師から目を離さず、興味深そうに話に聞き言っていました。

説明のあとは、パネルを使って「大豆・豆乳の仲間の食べ物」と「そうでない食べ物」に分けて食べ物カードを貼るゲームを行いました。結果は、大豆・豆乳の仲間の食べ物を全問正解!豆乳や大豆製品についてしっかり理解できたことがうかがえました。

最後に無調整豆乳、調製豆乳を実際に試飲してもらいました。無調整豆乳については「小麦粉の匂いがする」「お米の匂いがする」「小麦粉の味がする」というような感想が、調製豆乳については、匂いも味も「枝豆みたい!」という声が多く聞かれました。ほとんどのこどもにとって豆乳をそのまま飲むのは、この機会が初めての経験でしたが、ほぼ全員がきれいに飲み干してくれました。

今回は先生方にも試飲していただき、どちらが美味しかったか尋ねると、園児たちはほとんど全員が調製豆乳、先生方は全員無調整豆乳と、はっきり好みが分かれました。

話の途中では、問いかけに「はい!」と何度も元気にお返事してくれた、にじいろ保育園東砂の園児の皆さん、そして先生方、ありがとうございました。