寒い冬こそ、豆乳を楽しむ!アレンジ豆乳鍋
豆乳は年間を通して、季節を問わず楽しめる食品ではありますが、私は個人的に冬こそ豆乳を美味しく楽しめる季節ではないかと思っています。
今回の記事では、冬に豆乳生活を推したい理由と、寒い時期に食べたい豆乳鍋の楽しみ方をご紹介します。
冬は“ホッ豆乳”が美味しい季節

冬の豆乳の楽しみ方といえば、みなさんはどのようなイメージをお持ちですか。シンプルに温めて飲むだけでも美味しいですが、ホットドリンクに加える、料理に使うなど、とても幅広く活用することができます。
意外と知られていませんが、実は豆乳には温めるとより美味しさが際立つ特徴があるのです。その理由として、温度が高い方が大豆の甘みを感じやすくなるだけでなく、大豆の油分が溶け出てコク、旨みが引き立つことが挙げられます。
豆乳鍋の可能性は無限大!
冬の鍋料理の定番メニューの1つとして、豆乳鍋が定着してからしばらく経ちました。おそらく豆乳好きな皆様であれば、この季節、食卓で豆乳鍋を囲む日は多いのではないでしょうか。シンプルな豆乳鍋も美味しいですが、そこに一工夫を加えてアレンジをすることで飽きずに楽しむことができます。
豆乳鍋をもっと楽しむ♪おすすめアレンジ
いつものシンプルな豆乳鍋ではなく、少し変わったレシピも試してみたいという方におすすめしたいのが今回ご紹介する、豆乳カルボナーラ鍋です。カルボナーラと言っても、生クリームや牛乳は使わずに、無調整豆乳とおうちによくあるストック食材のみで、とても簡単に作れるレシピにしました。ぜひ、お試しください。

◎材料(4人分)
☆無調整豆乳・・・600ml
☆水・・・400ml
☆顆粒コンソメ・・・大さじ1
☆パルメザンチーズ・・・大さじ4〜
スパゲッティ・・・1束(100g)
バター・・・2かけ(16g)
にんにく・・・1かけ
ブロックベーコン・・・140g
■具材(お好みの食材でOK)
しめじ・・・1房
にんじん・・・1/2本
かぼちゃ・・・1/8個
ブロッコリー・・・1/2房
■トッピング
卵黄・・・1〜2個(お好みで)
パルメザンチーズ・・・適量
ブラックペッパー・・・適量
作り方
1. にんにくはみじん切り、にんじんは短冊切り、かぼちゃは薄く食べやすいサイズにスライス、ブロックベーコンは1cm角×4cm長さの棒状に切る。しめじは食べやすいよう割き、ブロッコリーは小房に分ける。
2. 鍋に1のにんにく、ベーコンとバターを加えて中火にかけてベーコンに焼き色がつくまで炒め、一度火を止める。
3. 2の鍋に具材を並べて、☆を注ぎ再び火にかける。
4. 具材に火が通ったら、スパゲッティを半分の長さに折って鍋に加えて、パッケージの時間を目安に茹でる。
※スパゲッティを鍋に投入するのは、〆のタイミングにしても良い
5. 仕上げに卵黄をのせ、パルメザンチーズやブラックペッパーをトッピングする。
冬は“ホッ豆乳”で、心も体も温まろう

暖かい季節に冷たい豆乳をさっぱりと楽しむのも良いですが、寒い季節は温めて飲んだり、料理に活用したりすることで豆乳の魅力をより一層引き出しつつ、美味しく楽しむことができます。冬は豆乳鍋など様々な形で“ホッ豆乳”を味わって、ぽかぽかと心も体も温まりましょう。
プロフィール
株式会社フードアンドヘルスラボ 代表取締役、管理栄養士。
東京大学大学院医学系研究科修了(医学博士)。すべての人が毎日の食事で 心と体のトラブルを予防・改善できる社会づくりに貢献すべく、レシピ開発、コラム執筆、メディア出演など幅広く活動中。豆乳マイスタープロのほか大豆製品に関する資格を多数取得し、管理栄養士の知識を活かしながら、その魅力を発信している。
【所有資格】
管理栄養士、栄養士、調理師、製菓衛生師、
豆乳マイスター”プロ”、豆腐マイスター、食育豆腐インストラクター、
いなり寿司マイスター、おから再活プロデューサー、
ソイオイルマイスタープロ、納豆真打、みそまるマスター、
インナービューティープランナー、ほか
【ホームページ】
https://is-food-health-labo.com/