豆乳は女性の美と健康の強い味方

豆乳生活をより楽しんでいただくため、本コーナーでは、カナダ在住のファッションエディター高橋香奈子さんにご登場いただき、お仕事の中で感じた豆乳について、そして生活で得た豆乳情報について発信していただきます。


はじめまして。雑誌やウェブメディアでファッションや美容のエディターをしている高橋香奈子と申します。今回からこのコラムを担当させていただくことになりました。
私は豆乳の専門家ではありませんが、私にとって豆乳はとても身近な存在なので、今夏は豆乳の魅力だと感じている点を紹介していきたいと思っています。私の仕事場でもある撮影現場には、毎回必ず豆乳を購入し持参。なぜなら、美意識の高いモデルさんたちは豆乳が好きな方が多いからです。コーヒーに入れるのも牛乳ではなく、豆乳を選ばれます。
豆乳はビタミンEが豊富ですが、ビタミンEは「若返りのビタミン」とも言われており、血行を促進、新陳代謝をサポートし、肌のターンオーバーを促すはたらきがあります。モデルさんの美肌をキープするためには欠かせない栄養素を手軽にとれるのが豆乳というわけです。秋は、夏の強い紫外線で受けた肌や髪のダメージが気になりやすい時期。ビタミンEが配合されたコスメでケアするのももちろんおすすめですが、ぜひ豆乳で内からケアしてあげると、相乗効果でいち早くリカバリーができます。

また豆乳に含まれる植物系の大豆たんぱく質は、健康的な体づくりにも効果を発揮。在宅勤務や自粛生活が続いてしまったことで、体を動かす機会や時間が減ってしまった方も多いのではないでしょうか。実際に私も、スマートフォンに記録された1日の歩数を見て「今日2000歩も歩いていないの」と驚くことが頻発……。これまではピタリだったボトムがちょっとキツイと感じたことで、そろそろ意識して体を絞っていかなければと決意を新たにしました。かといって、このご時世にいきなりジムに入会するのは少しハードルが高いし、無理な食事制限をして、仕事に支障が出るのも困る。そんなときにもやっぱり頼れるのが豆乳です。豆乳に含まれる大豆たんぱく質は、ゆっくり消化されるため腹持ちがよいのですが、その特性を生かして、食事前に飲むことで、食べすぎを防いでくれるそう。「無調整豆乳」に比べて甘さのある「調整豆乳」や、さまざまなフレーバーが楽しめる「豆乳飲料」をおやつ代わりにするのもいいですよね。

たんぱく質は子どもの成長にも欠かせません。私には小学校高学年の育ち盛りの息子がいます。仕事が立て込むとついご飯が手抜きになってしまうこともありますが、積極的にたんぱく質をとらせ、睡眠時間をしっかり確保することだけは気をつけるようにしています。厚生労働省が定めた「たんぱく質の食事摂取基準」の資料を見ると、10歳なら1日に40~50gのたんぱく質の摂取が必要。「今日はちょっとたんぱく質が足りていないかも」という日は、食後のデザートという名目で(笑)、バナナやイチゴなどのフレーバーの「豆乳飲料」を飲ませています。200mlで約4~5gのたんぱく質がとれますし、なによりおいしくて、子どもがゴクゴクと喜んで飲んでくれるのがいいんです。

豆乳にはまだまだ魅力がたくさんあるのですが、イソフラボンが含まれることも有名ですよね。40代に突入した私の目下の心配ごとといえば、これから訪れるであろう更年期問題です。更年期は女性ホルモンが一気にガタッと減ってしまうことが原因ですが、イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似たはたらきをすることで注目されています。少しでも更年期の症状を軽減できるように、今から豆乳を飲んで将来に備えていきたいものです。


なお、この記事は、カナダ在住のファッションエディター高橋香奈子さんによるコラムを転載しています。

プロフィール
ファッションエディター。女性誌の編集を始め、ウェブ媒体やファッションブランドのカタログ、広告のディレクション、書籍の編集などをおこなう。好きが高じて、旅行ガイド本『子連れGUAM-ラクチン・ストレスなし・子供も自分も楽しめるいちばん近い海外リゾートー』(ワニブックス刊)も出版。仕事の息抜きは、美しいビーチリゾートへ旅行して息子とべったりすること。

【Instagram】
@takahashi_kanako_

(2021年10月発行ソイミルクニュース36号掲載コラムより転載)

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