【豆特集】豆・ナッツを使った豆乳飲料をご紹介

豆乳の原料は大豆ですが、さらに様々な豆・ナッツをプラスした豆乳飲料が各メーカーから販売されています。今回は豆×豆・ナッツの相乗効果で美味く飲める豆乳飲料を紹介します。

【豆乳飲料ピスタチオ】 製造元:キッコーマンソイフーズ株式会社

ピスタチオは噛みごたえのある食感と味わい深い風味が幅広い層に人気のナッツで、その栄養価の高さから「ナッツの女王」とも呼ばれています。

塩分を排出する作用のあるカリウムが豊富なので、高血圧予防やむくみの解消にも効果があるといわれており、抗酸化作用も高く、ビタミン類も豊富です。ピスタチオは高脂質ですが、不飽和脂肪酸のオレイン酸や必須脂肪酸のリノール酸など、身体に必要な脂質成分がたっぷり含まれています。これらの脂質成分は悪玉コレステロールを減らす効果が期待できます。また、ピスタチオの水溶性食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える助けとなるほか、不溶性食物繊維が豊富で、水分を吸収して便の量を増やすことで腸を刺激し、排便を促し便秘の改善が期待できます。

キッコーマンソイフーズの豆乳飲料ピスタチオは、ピスタチオをブレンドしたコク深い味わいの豆乳飲料で、食物繊維も配合されています。

【豆乳飲料ずんだ】 製造元:キッコーマンソイフーズ株式会社

完全に成長して熟す前の段階で収穫された大豆を「枝豆」と言います。完熟して大豆になると色が白くなりますが、成長前の段階では黄緑色で、茹でると甘みが増し、美味しく食べられます。この「枝豆」という名前は、枝に実が成るところからきています。お湯で茹でた青大豆という枝豆をすり潰して塩を入れて深みを出し、砂糖を入れて甘く味付けしたものを「ずんだ」といいます。枝豆は大豆にはないビタミンA、Cが含まれており、大豆の良さと、ビタミンを豊富に含んだ緑黄色野菜の良さをどちらも持っています。

キッコーマンソイフーズの豆乳飲料ずんだは、宮城県の郷土料理として知られています。すりつぶした枝豆を使った「ずんだ餅」の風味を感じられる豆乳飲料です。枝豆好きはぜひ飲んでおきたい豆乳飲料です。

【豆乳飲料きなこ】 製造元:キッコーマンソイフーズ株式会社、マルサンアイ株式会社、株式会社ふくれん

きなこは、大豆を焙煎して粉末にしたもので、加熱することにより大豆特有の臭みが抜け、香ばしい香りになります。おいしいだけでなく、パウダー状のきなこは消化吸収がよく、大豆の栄養成分をそのまま摂ることができる優れものです。

キッコーマンソイフーズの豆乳飲料きなこは、きなこの香ばしい風味と黒蜜のやさしい甘みを感じることができる豆乳飲料です。また、メーカーによると、容器に移してあたためる“ホッ豆乳”が飲み方として紹介されています。
マルサンアイの豆乳飲料きなこは、食物繊維がプラスされており、1本で1食分の食物繊維を手軽に摂取できる豆乳飲料です。
ふくれんの豆乳飲料きなこは、九州産大豆の豆乳に北海道産のきなこが加えられており、コレステロールゼロの豆乳飲料です。

同じきなこの豆乳飲料でも、メーカーによって風味も栄養素も異なるので、自分好みの味を見つけてみて下さい。

【豆乳飲料アーモンド】 製造元:キッコーマンソイフーズ株式会社

手軽に手に入るアーモンドは栄養素が豊富で、おつまみや間食としても人気のナッツです。アーモンド全体の栄養成分のうち約50%は脂質で、1粒のアーモンド約10〜12gでおよそ6〜7kcalと、カロリーは少し高めです。ピスタチオと同様にアーモンドに含まれる脂質の多くはオレイン酸やリノール酸です。これらは植物油や魚にも多く含まれる不飽和脂肪酸で、体内で作り出すことができないため、積極的な摂取が必要な栄養素です。アーモンドには100gあたり29.8mgのビタミンEが含まれ、ビタミンEの含有量が多い食品の中でもトップクラスの数値です。すぐれた抗酸化力を発揮することで知られるビタミンEには、アンチエイジング効果があり、血管や血液を守る役割を果たします。

キッコーマンソイフーズの豆乳飲料は、「ビタミンE」が配合されていて、香ばしいアーモンド味の豆乳飲料です。おやつとしても、栄養補給としても適しています。

まとめ

豆・ナッツは、良質のたんぱく質、脂肪、炭水化物(糖質)に、ミネラル、ビタミン、食物繊維、ポリフェノールなど、人間の体に必要な栄養素をたっぷり備えており、健康に良い食べ物とされています。豆乳に豆・ナッツを組み合わせることで、より豆の風味が感じられるでしょう。ぜひ色々な味を試してみて下さい。

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