良質なたんぱく質が豊富な豆乳で、しっかり朝ごはんを!

豆乳生活をより楽しんでいただくため、本コーナーでは、ファッション誌で活躍している高橋香奈子さんにご登場いただき、お仕事の中で感じた豆乳について、そして生活の中で得た豆乳情報について発信していただきます。


私が今住んでいる寒冷地のカナダも、長い冬を終え、ようやく春めいてきました。春といえば、我が家は息子が野球をやっているので、メインシーズンになります。日本の少年野球の場合、1年を通して活動していると思いますが、カナダの場合、野球は春夏のスポーツで、秋冬はオフシーズンだったのです。息子の活動も少しずつ増えてきて、ついこの前はアメリカでのトーナメントに参加してきたところ。この後も、カナダだけに留まらず、何度も泊まりがけで遠征に行くことも増えてきます。「子どもの健康は私が作った食事で子どもの体がつくられるんだ」という気持ちで、ふだんはできる範囲内で食生活に気をつけていますが、自炊ができない日は、1日1杯の豆乳が「これさえあれば大丈夫!」という安心材料になっているのです。
さて、子どもの食事ですが、3食のなかでいちばん大事にしているのが「朝食」です。朝ごはんを食べると元気よく1日のスタートをきることができますので、「いってらっしゃい!」と安心して送り出すことができます。とはいえ、ただでさえ時間のない朝。朝からバランスの取れた食事をつくることには、ハードルもありますよね。私自身も、まったく完璧にはできていないし、無理矢理やらねばと頑張りすぎるのもストレスになります。
そこで、朝食のルールとして私的に決めたことがあります。目標は、できるだけ手間をかけずにつくることができて、ラクして栄養を摂ること。そのため、「これさえやればOK」と思える程度のハードルの低いルールを設定し、その日の”余裕”に合わせて、朝食を準備しています。

1.おにぎりだけ、パンだけにならないように気をつける

自分に余裕がないとき、時間がないとき、いちばん簡単な方法で”逃げ道”としているのがこちらの方法。とにかく、炭水化物だけで済ませないようにすること。方法としては、炭水化物に加えて、良質なたんぱく資源である豆乳を飲む。ただそれだけ。炭水化物とたんぱく質を同時に摂取することで、体内時計が整うとも聞いたことがあるので、理にかなっている方法です。もしくは、おにぎりやパンだけでなく、シリアルに変えて、豆乳をかけて食べる。これらの方法なら、豆乳を冷蔵庫にストック(賞味期限も牛乳より長い!)しておけばすぐにできます。

2.マグカップで豆乳スープをつくる

少しだけ余裕があるときは、包丁や鍋が不要で、電子レンジで簡単にできるスープを、おにぎりと一緒にできます。キッコーマンソイフーズの豆乳のウェブコンテンツ「豆乳マグ(マグカップ)朝食」で料理家のmakoさんが考案されたレシピがあまりに秀逸すぎて、頼りにしているんです。特に気に入っているのは、「ふわふわ卵の和風豆乳スープ」。無調整豆乳、卵、白だし、醤油、青ネギだけという、自宅の冷蔵庫にありそうなものでできるので、ぜひ試してみてください。

3.お味噌汁に豆乳を入れる

ちゃんと調理する余裕があるときは、白米+野菜たっぷりのお味噌汁を用意します。お味噌汁の仕上げに、豆乳を足せば、栄養価もアップ!”ていねいな暮らし”をしている人からすれば、手抜きに見えるかもしれませんが・・・こんなに簡単な方法でも、しっかりと栄養を摂れるのは豆乳のおかげ。


なお、この記事は、カナダ在住のファッショエディター高橋香奈子さんによるコラムを転載しています。

プロフィール
ファッションエディター。女性誌の編集を始め、ウェブ媒体やファッションブランドのカタログ、広告のディレクション、書籍の編集などをおこなう。好きが高じて、旅行ガイド本『子連れGUAM-ラクチン・ストレスなし・子供も自分も楽しめるいちばん近い海外リゾートー』(ワニブックス刊)も出版。仕事の息抜きは、美しいビーチリゾートへ旅行して息子とべったりすること。

【Instagram】
@takahashi_kanako_

(2023年4月発行ソイミルクニュース42号掲載コラムより転載)

この記事をシェアする!