一緒に摂ると効果UP!ビタミンB6と豆乳の組み合わせ

今年の夏は猛暑や熱帯夜が続いたため、秋になって溜まっていた疲れが出てきた人も多いのではないでしょうか。疲労を感じたときに摂取したい栄養素のひとつが、ビタミンB6です。ビタミンB6は私たちの体づくりに欠かせないビタミンで、お肌や髪を美しくするにも、ぐっすり眠るにも、心の安定にも、とても大切な栄養素です。今回は、一緒に摂取することでより効果が期待できるビタミンB6と豆乳についてお届けします。

ビタミンB6とは?

ビタミンB6は、ビタミンB群に含まれる、水溶性ビタミンの一種です。ビタミンB6は体の中でさまざまなはたらきを果たしており、特にたんぱく質を構成するアミノ酸の代謝には欠かせません。水溶性ビタミンなので体に溜めておくことができず、毎日の食事で摂る必要があります。

ビタミンB6の主なはたらきは、たんぱく質を分解して、体を作りエネルギーに変える、脂質(脂肪)を分解する、お肌を整える、月経前の体の悩みをやわらげる(ホルモンバランスを整える)、神経伝達物質を作るなどです。

不足すると皮膚炎などを引き起こすため、健康や美容のためには積極的に摂取しておきたい栄養素です。

ビタミンB6が豊富な食材

肉類牛レバー、鶏ひき肉、鶏レバー、鶏ささみ、豚レバー、鶏むね肉、牛もも肉、豚ヒレ肉、牛ヒレ肉、牛ひき肉、豚ひき肉
魚介類まぐろ、かつお、いわし、塩さけ、さんま、あじ、さば、ぶり、さば水煮缶、しめさば、ツナ缶
穀物・豆類・ 木の実ピスタチオ、ひまわりの種、アマランサス、玄米、きな粉、納豆、大麦(押麦)
果物バナナ、アボカド
野菜ししとう、パプリカ、モロヘイヤ、にんにくの茎

ビタミンB6と豆乳の組み合わせレシピ

豆乳には植物性たんぱく質が豊富に含まれていることは、よく知られています。さらにビタミンB6と一緒にたんぱく質を摂取すると、ビタミンB6がたんぱく質の代謝を助けてくれるため、より効率良くたんぱく質を摂取できます。

また、豆乳にもビタミンB6は含まれていますが、さらにほかの食材からもプラスして摂ると有効です。ビタミンB6を豊富に含む食材を使った豆乳レシピをご紹介しましょう。

【もちっ豆乳おからの豚巻き】(豆乳レシピ甲子園 2022年度 優秀賞受賞レシピ)

豚肉には100gあたり0.31mgのビタミンB6が含まれています。豆乳の植物性たんぱく質と豚肉の動物性たんぱく質を両方摂れる、簡単で美味しいレシピです。

≪材料≫ 4人分

・生おから 100g
・調製豆乳 100ml
・片栗粉 大さじ5
・豚バラ 6枚
・大葉 少々
・塩・こしょう 少々
・醤油・砂糖・みりん・酒

≪作り方≫

1. 生おから、豆乳、片栗粉をまぜる
2. 形をつくる
3. 半分に切った豚バラに塩コショウをふって巻く
4. 焼く
5. 醬油大さじ2、砂糖大さじ1、みりん大さじ1、酒大さじ1を混ぜてタレをつくる
6. ⑤を④に入れてからめる皿に盛りつけた後、大葉を細かく刻んで載せる

上記以外にも、ビタミンB6が豊富な食材と豆乳を組み合わせたレシピがたくさんあります。美味しくて、栄養効果もバツグンです。ぜひお試しください!

【日本豆乳協会 豆乳レシピ甲子園 受賞レシピ】
https://www.tounyu.jp/shokuiku_cat/shokuiku_recipe

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