アレンジ自在!いろいろな豆乳鍋を楽しもう!

冬に近づき、鍋物が恋しくなる時期になりました。近年は豆乳鍋も定着し、いろいろなバリエーションの豆乳鍋が楽しまれています。
体が温まる鍋料理の中でも、豆乳鍋は栄養バランスに優れた理想的なメニューと言えるでしょう。豆乳に含まれる植物性たんぱく質は、筋肉や肌の健康を支えるだけではなく、脂質が少なくヘルシーです。近年では豆乳のまろやかさとごまのコクが調和したごま豆乳鍋が人気ですが、ごまには抗酸化作用のあるセサミンやビタミンEが豊富に含まれるため、血流を促し、冷えや疲労の回復にも効果が期待できます。さらに旬の野菜を加えることで、ビタミンCや食物繊維を補うことができ、免疫力アップにもつながります。ごま豆乳鍋は、栄養とおいしさの両方を楽しむことができ、まさに“食べる美容と健康食”です。
バリエーション豊富!豆乳鍋の種類
➀定番豆乳鍋
定番の豆乳鍋は豆乳+昆布だしや白だしで作るのが人気です。豆乳は無調整豆乳でも調製豆乳でも美味しく作ることができます。分離防止のため、豆乳は最後に加え、強火を避けましょう。
豆乳は植物性たんぱく質が豊富で、疲れた体をやさしく整えてくれます。さらに、具材は豚肉・白菜・豆腐・きのこ類が定番ですが、にんじんやキャベツ、水菜などの野菜をたっぷり加えることで、豆乳にはあまり含まれていないビタミンCも一緒に摂取することができます。定番の豆乳鍋は、ラー油、唐辛子、柚子胡椒などをプラスしても楽しむことができます。
②豆乳鍋のアレンジ
【チーズ豆乳鍋】
豆乳のまろやかさにチーズのコクが加わり、洋風仕立ての豆乳鍋になります。おすすめ具材はカマンベールチーズ、ベーコン、じゃがいも、ブロッコリーです。しめとして、リゾット風にご飯と粉チーズを入れても美味しいでしょう。
【アボカド豆乳鍋】
アボカドのクリーミーさが豆乳と相性抜群の豆乳鍋です。おすすめ具材は鶏むね肉、アボカド、レタス、トマトです。白だし、豆乳、オリーブオイル少々で味付けをします。
【カレー豆乳鍋】
豆乳+カレー粉でスパイシーな洋風鍋です。適している具材はウインナー、キャベツ、玉ねぎ、にんじんです。しめには、ご飯+チーズでカレーリゾットもおいしいでしょう。
【ごま豆乳鍋】
豆乳のまろやかさとごまのコクが絶妙に合わさった鍋です。ごまに含まれるセサミンやビタミンEが抗酸化作用をもたらし、体を内側から温めてくれます。おすすめの具材は、豚肉・鶏肉・白菜・豆腐・きのこ類・水菜など、コクのあるスープに合う食材が中心です。しめにうどんをプラスしてもおいしいでしょう。
【坦々豆乳鍋】
豆乳+豆板醤+ごま+ひき肉を使った、ピリ辛で濃厚な味わいです。おすすめ具材は、豚ひき肉、白菜、ニラ、春雨です。しめに、中華麺をプラスすると坦々麺風になります。
最適!豆乳レシピ甲子園の「豆乳ええじゃん鍋」

今回は、第10回豆乳レシピ甲子園、郷土料理部門・優秀賞の「豆乳ええじゃん鍋」のレシピをご紹介します。ええじゃん鍋は、広島県の名物鍋料理で、広島産の牡蠣、アサリなどの新鮮な海の幸や豚肉、ごぼうなどの山の幸を組み合わせた鍋です。
<材料(4人分)>
調製豆乳…400ml
あさり…1パック
豚肉薄切り…80g
油揚げ…1枚
大根…80g
にんじん…40g
しめじ…40g
ごぼう…80g
青ねぎ…20g
小松菜…1束
水…400ml
みりん…大さじ1
みそ…大さじ3
和風だしの素…4g
水…100ml
作り方はこちらのレシピを参考にしてみてください。
2023年度受賞レシピ【郷土料理部門・優秀賞】豆乳ええじゃん鍋
豆乳鍋は、和風にも洋風にもアレンジすることができ、これから寒くなる季節にぴったりの万能鍋です。定番鍋に加えて、今回ご紹介した鍋アレンジにも挑戦してみてはいかがでしょうか?
