豆乳ヨーグルト勢ぞろい~食べ比べレポート~

このコーナーでは、豆乳を使ったレシピや新作豆乳、豆乳のキャンペーンなど、最新のさまざまな情報をご紹介し、タイムリーに豆乳のおいしさをたっぷりお届けします。

一般的にヨーグルトと言えば、牛乳というイメージが強いですが、実は豆乳で作ったヨーグルトも、すでに20年以上の歴史があります。

豆乳で作る植物性のヨーグルトは、乳酸菌を発行させて乳を作り、豆乳と同じで、大豆イソフラボンや大豆たんぱく質などの栄養素がたっぷり入っています。また、コレステロールもカロリーも通常のヨーグルトより低いので、とてもヘルシーです。

豆乳メーカーの多くは、豆乳で作るヨーグルトも販売していますので、今回は試食を交え、それぞれの豆乳ヨーグルトをご紹介しましょう。

1.マルサンアイ - 豆乳グルト

マルサンアイで作っている「豆乳グルト」は、原材料が100%豆乳で、植物由来の乳酸菌を使用しています。カナダ産大豆と国産大豆の二種類があり、口当たりも味わいもそれぞれ、少し異なっています。

カナダ産大豆を使った豆乳グルトは、大豆の風味がしっかり味わえるとともに、食べなれている一般的なヨーグルトのような酸味も楽しめます。こちらは豆乳のコクがより強く感じられ、特に、ジャムが合うような仕上がりです。

【栄養成分表示(100g当たり)】

エネルギー:46kcal

たんぱく質:3.5g

脂質:2.8g(飽和脂肪酸:0.4g)

コレステロール:0mg

炭水化物:1.6g(糖類:0.3g)

食塩相当量:0g

イソフラボン:32mg

一方で、国産大豆の豆乳ヨーグルトは、濃厚な国産豆乳を使用しているため、豆腐のような非常になめらかな食感に仕上がっています。癖もなく、なめらかで食べやすいのでたくさん食べられますが、腹持ちも良いので、ダイエットにも適しています。

【栄養成分表示(100g当たり)】

エネルギー:48kcal

たんぱく質:4.1g

脂質:2.7g(飽和脂肪酸:0.3g)

コレステロール:0mg

炭水化物:1.7g(糖類:0.3g)

食塩相当量:0g

イソフラボン:21mg


2.ポッカサッポロ - 豆乳で作ったヨーグルト

ポッカサッポロの「豆乳で作ったヨーグルト」は、22年の歴史あり長く愛されてきた豆乳ヨーグルトです。4種の生きた乳酸菌が入っており、特定保健用食品(トクホ)でもあります。ポッカサッポロでは、最初に発売した日である7月8日を「豆乳で作ったヨーグルトの日」として豆乳を使ったヨーグルトの普及に努めています。

こちらはヨーグルト感が強く、濃厚でまろやかな豆乳ヨーグルトです。かすかに感じる大豆の風味と甘みは、ヨーグルトの酸味ととてもマッチしており、初めて豆乳ヨーグルトを食べるという人にも、食べやすい商品です。写真のブレーンタイプ以外にも、アロエとブルーベリーがあり、お好みでチョイスできます。

【栄養成分表示 (110g当り)】

エネルギー:75kcal

たんぱく質:5.0g

脂質:2.9g

コレステロール:0mg

炭水化物:7.3g

食塩相当量:0.09g

関与成分 大豆たんぱく質:3.7g

大豆オリゴ糖:0.20g

大豆イソフラボン(アグリコンとして)       12mg


3.ふくれん - 豆乳でつくったのむ豆乳ヨーグルト

最後にご紹介するのは、ふくれんが販売している、飲むタイプのヨーグルトです。九州産の「ふくゆたか大豆」を使用しており、ブレーンタイプとあまおう苺の果汁入りタイプの二種類があります。

飲むタイプのヨーグルトなので、少しとろみはありますが、全体的に食べるヨーグルトよりまろやかな口当たりです。豆乳のコクもありつつ、ヨーグルトの酸味とのバランスが良く、爽やかで、とてもスッキリとした飲み心地です。

「博多あまおう」は、苺の香りも感じられ、ブレーンタイプより酸味が少なく、フルーティーな味わいです。午後のスイーツタイムに、気軽に飲める豆乳ヨーグルトです。

【栄養成分表示(200ml当り ブレーン)】

エネルギー 99kcal

たんぱく質 2.3g

脂質 1.5g

コレステロール 0mg

炭水化物 20.1g

食塩相当量0.09g

大豆イソフラボン(アグリコンとして) 4mg


以上、豆乳メーカー3社から販売されている豆乳ヨーグルトをご紹介しました。それぞれの風味とおいしさは、甲乙つけがたいのですが、こんなにたくさんの豆乳ヨーグルトが流通しているのは、とても嬉しいことです。

豆乳と同じで、豆乳ヨーグルトは、一度試してみると好きになる不思議な魅力があります。今まで豆乳で作ったヨーグルトを飲んだことがない人も、この機会に、是非試してみてはいかがでしょうか。

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