新生活の始まりに、改めて健康的な生活を振り返る

豆乳生活をより楽しんでいただくため、本コーナーでは、カナダ在住のファッションエディター高橋香奈子さんにご登場いただき、お仕事の中で感じた豆乳について、そして生活で得た豆乳情報について発信していただきます。


新年度を迎えるにあたり、先日健康診断をしたところ、なんと初めて”要精密検査”の項目が出てしまいました。その後、再検査を受けたところ、結局は問題なく済んだのですが、久しぶりに不安でドキドキする日々を過ごしました。仕事を子育てに追われる毎日で、つい自分のことを後回しにしがちだったことを反省。改めて、規則正しい生活、適度な運動、バランスの取れた食生活という、基本を大事にしようと決意を新たにしました。
ちょうど病院に置いてあった「健康的な食生活」を説明するパンフレットを熟読したもので、内容を要約して皆さんにも共有しますね。

①ごはんはお茶碗に控えめ

②野菜はたっぷり

③肉は減らして、魚と大豆製品を積極的に

④甘いものは控えめに

⑤早食いをせずに、1日3食規則正しく食べる

どれも知っている基本中の基本、という内容なのに、確かにできていませんでした。
そこで、すぐにできることとして始めたのが③の「肉は減らして、魚と大豆製品を積極的に摂る」こと。私も育ち盛りの小学生の息子も、とにかくお肉が大好き。焼くだけと調理が簡単なこともあって、焼き肉やステーキなどをよく食べていたほうです。なのでお肉の出番を減らし、魚と納豆や豆腐などの大豆製品を、積極的に選ぶようにしました。なかでも納豆は調理せずとも、タレを入れて混ぜるだけで食べられるので、冷蔵庫にストックするように。小学生の息子は、納豆が大好きなので、お腹が空いたらおやつの代わりに納豆を食べるということが増える、という意外なメリットがありました。
もし、納豆が苦手な方がいらっしゃったら試してみて欲しいのが、大粒のものよりも食べやすいひきわり納豆を選び、そこに赤シソのふりかけを混ぜること。それをご飯にのせて食べると、納豆特有のニオイも気になりにくくなるので、私の周りにもこの方法で納豆嫌いを克服した方が何人かいます。よかったら、試してみてくださいね。もちろん、無理に納豆を食べずとも、牛乳の代わりに豆乳でシチューやグラタンをつくったり、豚汁に豆乳を入れたり、カフェラテをソイラテにしたりと、豆乳で大豆を摂るのも手軽でおすすめです。

さて41歳、春の初めは、反省からスタートしましたが、新生活が始まる4月、私も新しいことを目下計画中。子供と一緒に「移住」を目ざして動いているところです。私の仕事はこのコラムのように「書くこと」もあるのですが、大半は雑誌やウェブマガジンのファッション特集をつくる編集者としての仕事なので、現場に足を運ばないとできない作業が多かったのです。ところがここ数年のコロナ禍とデジタル化の波で、これまでとは仕事内容や働き方に変化が。以前よりもパソコンさえあれば、リモートでできる仕事が増加。なので、昨年くらいから、東京に住んでいなくてもいいのかも……と思うようになったのが理由のひとつです。
加えて、冒頭の健康診断の結果のこともあり、もう少しゆったりと過ごせるところに移住して、子供と自分の心身両方の健康を意識できる生活を送ろうという決意は、より一層強くなりました。もしかしたら、次のコラムでお会いする時には、緑に囲まれた田舎の中で新生活を送っているかもしれません。もちろん、どこに住んでいても、手軽に摂れる豆乳はこれからも頼りにするのは間違いありません!


なお、この記事は、カナダ在住のファッションエディター高橋香奈子さんによるコラムを転載しています。

プロフィール
ファッションエディター。女性誌の編集を始め、ウェブ媒体やファッションブランドのカタログ、広告のディレクション、書籍の編集などをおこなう。好きが高じて、旅行ガイド本『子連れGUAM-ラクチン・ストレスなし・子供も自分も楽しめるいちばん近い海外リゾートー』(ワニブックス刊)も出版。仕事の息抜きは、美しいビーチリゾートへ旅行して息子とべったりすること。

【Instagram】
@takahashi_kanako_

(2022年4月発行ソイミルクニュース38号掲載コラムより転載)

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