豆乳スープで一日の元気をチャージ!台湾朝食専門店「wanna manna」

台湾では、外食文化が発達しており、リーズナブルな屋台が多く存在しています。日常的に朝食を外で食べる習慣ができており、早朝から開店している朝ご飯屋さん(早餐店)がたくさんあります。台湾の朝ご飯はメニューも幅広く、トーストやおにぎり、揚げ物などがあり、近年では日本でも台湾朝食のお店が増えてきています。

そこで今回は、台湾朝食専門店「wanna manna」(ワナマナ)を運営しているグレイス株式会社の広報担当 松岡千秋さんにお話を伺いました。

自己紹介をお願いします。

松岡さん:グレイス株式会社で広報を担当しております、松岡です。広報の他にも、デザインや企画なども担当しています。「wanna manna」は、大阪の南森町店と東京の飯田橋サクラテラス店の2店舗があります。

wanna manna(ワナマナ)を開店した経緯について教えてください。

松岡さん:弊社は、もともとタピオカ専門店や台湾鍋店など、台湾に関する飲食店の運営を行っており、台湾との親和性があったのがきっかけです。台湾では、屋台や外食文化が盛んで、朝食も外食することは珍しくありません。そこで、台湾の朝食文化にも注目し、2021年4月に「wanna manna」南森町店(大阪)をオープンしました。「wanna manna」の名前は、英語で欲しいという意味の“wanna”と、聖書に登場するパン(天からの恵み)を意味する“manna”を掛け合わせています。

自家製豆乳のこだわりについて教えてください。

松岡さん:南森町店では、店舗で大豆から豆乳を絞って、料理やドリンクなどで提供しています。(飯田橋店では、メーカーに弊社独自の製法で製造していただいた豆乳を使用しています。)一般的な市販の豆乳に比べて、さらっとしていて飲みやすいのが特徴です。ソイラテなども提供していますが、無調整豆乳が一番人気です。甘めの豆乳ドリンクだと、飯田橋店限定の黒糖豆乳も人気がありますね。

人気の料理メニューを教えてください。

松岡さん:やはり、台湾の代表的な朝食メニューである「鹹豆漿(シェントウジャン)」が人気です。「鹹豆漿(シェントウジャン)」とは、豆乳を黒酢でゆるく固めた台湾式豆乳スープで、台湾の揚げパンやザーサイなどをトッピングしています。豆乳の優しい味わいと、ほのかな酸味が調和しており、ふわっとろっとした食感ですので、朝食におすすめです。

松岡さん:また、台湾のおにぎり「招牌飯糰(ジャオパイ ファントゥアン)」も人気です。もち米を使用しているおにぎりで、中身には綜合(ゾンフー)と呼ばれる油條(台湾式揚げパン)や素肉鬆(台湾式の大豆ふりかけ)、高菜、ピーナッツ粉、たまごなどの様々な具材が入っています。食べ応えがありますので、1日のエネルギーをチャージするにはぴったりなメニューです。

wanna manna(ワナマナ)にとっての豆乳の魅力を教えてください。

松岡さん:絞りたての新鮮さが魅力ですね。また、台湾では、豆乳は飲むだけではなく、スープにしたりと、とてもポピュラーなので、日本でも台湾文化や豆乳の美味しさを伝えていきたいですね。

今後の取り組みについて教えてください。

松岡さん:今後も、台湾に関する限定メニューや豆乳ドリンクなどを提供していきたいと思っております。特に、豆乳に合うフレーバーや素材を検討し、豆乳ドリンクを強化していきたいと考えています。

お時間をいただきありがとうございました。

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